
漫画家:日輪早夜
出版年:2006/07
評価(1〜5)⇒ ストーリー:3.0 |キャラ設定:3.0 | 画:4.3
ジャンル:ファンタジー/ロマンス
性描写:軽め
(出版社 / 著者からの内容紹介)
ストリートチルドレンだったロウは、セイシンの祖父に拾われ、祖父の死後もずっと二人きりで生きてきた。ある夜、ひどく怯えた様子で涙を流すセイシンをロウは激情のまま抱いてしまった…。幼なじみから恋へ成長する二人の想いを大幅加筆した完全版。ロマンチック読み切り「白鳥の歌」「指輪の魔法」も同時収録。
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日輪早夜先生の作品は、ファンタジーや歴史物でも、リアルで臨場感があって、ストーリー構成がしっかりしてる作品が多いので、お気に入りの漫画家さんなんですが、この作品は全体的にちょっと期待はずれの感が否めなかったです・・・。残念ながら、読んで面白いと思ったのは第3話だけでした。
第1話の「白鳥の歌」は、性的ペットとして開発された人型ロボットとお客さんとのラブストーリーなんですが、話の流れがあまりに現実離れしていて、感情移入できなかったです。もともと性的ペットとか、ロボットとかいう題材自体、苦手だというのもあるんだと思いますが・・・。
第2話の「約束の月」は、孤児だった少年が道場を経営するおじいさんに拾われ、孫の少年と一緒に暮らすうちに恋に落ちる話。ショートストーリーなのですごく展開が早すぎて、理解しづらかったです。大人になった二人の話がじっくり読めるのかと思いきや、いきなり「殺人」の話が出たり、片方は戦場へ行っちゃったりして、もう少し落ち着きのある繊細な恋愛描写を期待してたんですが・・・。
第3話の「指輪の魔法」は、発掘現場を視察中に不思議な指輪を拾った主人公とその指輪から出てきた魔法少年の話。指輪の持ち主の願いをひとつだけかなえるまで指輪の中に戻れない魔法少年と主人公は、一緒にすごすうちにお互いに惹かれあっていき・・・。この作品は、ファンタジーの良さが出てて、ちょっと切なくて、胸きゅんする内容で、わりと好きでした。
ということで、今回は、わりと切ない内容ばかりだったのに、あんまり主人公たちの悲哀がリアルに伝わってこなかったです。辛口批評ばかりになって、申し訳ないですが、もう少し、キュンキュンする純愛チックなストーリーを堪能したかったなぁというのが正直な読後感です。
*レビュー(評価)は、全体的に辛目で、5はほとんどつけてません。
3:普通 4:良い 4.3~4.5:完成度が高い 4.6以上:最高評価レベル
*レビュー済みの作者一覧はこちら(随時更新中)
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